「シルマリルの物語」随一の不幸者エルフ、マエズロス。通称マエ兄。
彼はとても、それこそ悲しいほど冷静な心を持っている人だと思いますが、
そんな彼の心象風景をその生涯から考えていくと、どうにもこんな感じになります。
マグマのように燃え滾る炎。
なにしろ父親はあの通り炎そのものだし、髪は赤いし、親友の乗るはずだった船は父に焼かれるし、
メルコールには拷問されるし、国は滅ぼすし、仕舞いには火口に投身するしで、もう彼の人生炎だらけ。
せめてマンドスの館には、彼の安息の場があればいい。
…いや、ちょっと無理か?(鬼)
MSペイント
2005.3.23