2004年の夏に、当時住んでた下宿から自転車を漕いで夜の海を見に行ったことがありまして。
帰った後2,3日その時見た風景やら音やらが頭から離れず、「そうだ、記憶が生々しい今の内に!!」と
慌てて描いたのがこれです。夜の海辺といったらマグロール。
海岸一帯には4kmにわたって砂丘が続き、空には濃紺のような灰のような雲が渦巻いて流れ。
聴こえるものはただ、遠くで夜遊びしているらしき若者達のかすかなはしゃぎ声と
花火の打ち上げ音、そして終わりのない波音。
一際高い砂の丘にピクニックシートを敷いてラジオ深夜便を聴きつつ、
その晩は朝まで清々しい冷気と遮る物のない風景を堪能したのでした。ひとりで。
※後日この日の事を興奮気味に母に話したら無茶苦茶怒られました。(そらそうや)
S県H市民の皆さん、やるならくれぐれも親を心配させない程度にやりましょうね。寝苦しい夜には最適ですから!
MSペイント
2005.3.23